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笠原嘉 + 加賀乙彦 対談 「精神医学講義 嫌われるのが怖い」 朝日出版社

先月の百万遍で行われた古本市にて
今回決めたテーマが「精神医学」。
それで、普通の本屋では何かと買いにくいタイトルの本を数冊買ってきた。
そのうちの一冊。

もともと、人文学系の人間であって
文化人類学や心理学が好きなのだが
とうとうそれが高じて精神医学にも触手を伸ばしてしまった。

この本を買った最大の理由は
対談集が好きというのと、笠原嘉という人の名前に覚えがあったからだ。
即ち、大学時代に読んだ「スチューデントアパシー 退却神経症」の著者が笠原嘉さんだった。

タイトルにもある「嫌われるのが怖い」というキャッチフレーズだが
これは最近読んだアドラー心理学の「嫌われる勇気」に対するアンチテーゼとして
何か問題が掲げられているのかと思ったのだ。
しかし結論から言えば、「嫌われるのが怖い」というテーマで対談が行われたわけではなく
対談のほんの一部に日本人の羞恥性格の延長上としての自己臭神経症
それが語られるあたりにこの言葉が関係しているのかな?と感じられる程度だった。

それにしても笠原嘉さんの知識量の多さがすごかった。
ところどころ素人には難しい文言が出てくるが、巻末に解説がある。
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by galleryF | 2015-12-30 22:06 | 読書感想 | Comments(0)

朝から7千歩

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寒くて冷たくて未明に目が開いた。
足元に蹴っ飛ばしていた毛布を胸まで引き上げて
布団の中で縮こまる。
手足が温もるまで、冷え切った肩口が暖まるまで。
我慢しきれずに手だけ出してゲームをする。
今起きて撮影に行ったらひょっとしたら素敵かも。
でもまだ真っ暗だ。
足が温もってきたらちょっとうつらうつらした。
目を開けたら7時。
二度寝してしまったようだ。
今年最後のゴミ出しをして、戻ってきて朝ごはんをしっかり食べる。
そしてストーブを消して、カメラだけを持って家を飛び出した。

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by galleryF | 2015-12-29 14:29 | Summicron | Comments(0)

森博嗣「すべてが F になる the perfect insider」講談社文庫

深夜に放送されていた同タイトルのアニメがすごく面白かったので
原作本である本書を買ってきた。アニメはどうしても何回か見落として
しまうし、枠が限られているのでいろいろと端折られたり変更されたりする。
これらのシーンは原作ではどう描かれているのだろう。
そういう興味と好奇心で本作を読んだ。

アニメが終わる少し前から読み始め、
これはミステリなのだが500ページ以上あるので
文庫本にしては分厚い。アニメで展開も犯人もプロットもトリックも
全て分かっていながら原作もおもしろく最後まで読めるんだろうか
と思う人がいるかもしれないが、それがおもしろく読めたのである。

アニメと異なるところとしては
アニメは「今」の事件として描かれていたが
原作は1996年(以前)が「今」だからいろいろと古い描写があった。
テルネットでつなぐだの、フロッピーがどうのこうのだの
ネットにつなぐときは知らないソフトをダウンロードしてはいけないだの

原作では未成年のひとりに缶ビールを飲ませて酔っぱらわせているが
アニメではそれがノンアルコールビールを何缶も飲ませて酔っぱらわせていた。
ナスのTシャツのシーンは原作にはなかったし、場面がいろいろと端折られていた。

しかしそれはそれとして、天才が仕組んだトリックを別の天才が解き明かす
という話の組み立ては、常人には出来ないことじゃないかと思う。
古い情報の中でこの考えは斬新だと思ったのは
人は動かないのが一番エコで動けばいろんなエネルギーを使うからそれは浪費だ
という概念だ。それは最初の方に出てくる考えだが、物語の最後にも再び語られる。
曰く、図書館という巨大な建物は中で昼寝をするためにだけ膨大なエネルギーを使って
維持されている、というものだ。

そう考えてみると、"Do you Kyoto?"なんぞという小っ恥ずかしいキャッチフレーズで
エコを前面に出しておきながら、世界各国から観光客を「わざわざ呼び寄せている京都」
というのはなんという無駄な空間なのだろうと思う。飲食、空間、イベント、
全てに電気やその他エネルギーが使われ、使われ、使われ、そして
現地の住人には厳しいほどの分別を課して始末させている。

ムーミンに出てきたひげの妖精みたく、「無駄じゃ無駄じゃ無駄じゃ」と
浅葱色の着物に身をつつんだかの市長に問うてみたいものだ。

時代の流れがエコというならば、動かずどこにも行かない「ニート」「引きこもり」
というのは時代の最先端なんじゃないかとひねくれたくもなる。

本作はエコとかエネルギーの無駄遣いとかとは本当は関係がない内容だけど。

面白度☆☆☆☆

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by galleryF | 2015-12-28 18:24 | 読書感想 | Comments(0)

らいん

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らいんと言っても、皆さんがおやりの緑文字のLINEとは違って
ラインダンスの方です。

こういう、反復や軽いブラックジョークが好きなので
ついつい撮ってしまいます。
ここのオーナーさん、ぼくとセンスが似ているかも。

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by galleryF | 2015-12-27 15:29 | Summicron | Comments(0)

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Summicron-R 50/2 を NEX-7 に付けてお昼前の先斗町を歩いてきた。
ごそごそ開店の準備をする店が多いなか、
牛カツの店だけが活気を帯びて、店の外まで
お客が並んでいた。

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by galleryF | 2015-12-23 17:59 | Summicron | Comments(4)

ペア

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この上に乗っているリアルお尻も今頃どこかで寄り添っている。

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by galleryF | 2015-12-22 23:54 | Pentax | Comments(2)

岡野雄一「みつえばあちゃんとボク」西日本新聞社

本屋へ行って、何かをランダムに買うとき
ひとによっていろんなスタイルがあると思うけど
ぼくは「見に行くだけで買わない」時がある。

本という存在を手にとって触るけど
また棚に戻して、そして、買わずに帰る。

そうやって、「見て触るけど買わない」日
一目見ただけで「これは買わねば」と買ってきた本がある。

それがこの本で、ぼくは岡野雄一さんの
「ペコロスの母に会いに行く」
「ペコロスの母の玉手箱」
を既に買っていて、このひとの著書(というか漫画)にハズレなし
と思っているからだ。

楽しい、おかしい、友情、勇気、戦い、人情
そういう普通の漫画ではなくて、漫画は漫画なんだけど
漫画コーナーには置いてなくて、文学コーナーに置いてある。
文学コーナーだったり介護コーナーだったりに置いてある。

認知症を患って夫を忘れ、子を忘れ、孫を忘れ、自分すら忘れてしまった
「みつえばあちゃん」の、一生懸命生きた証をこうやって
絵にし、読者を笑わせ、ほっこりさせ、しんみりさせ
そういう才能というのは、これはすごいものだ。

今回初めてオールカラーになったそうだが、
これ、作者大変だったろうな、って変なところで同情するぼく。

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by galleryF | 2015-12-21 20:34 | 読書感想 | Comments(0)

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近畿から日々の出来事へ
ランキングがリセットされ、どんな感じで上がっていくのか
上がらないかもですが^^;
観察してみようと思います。

読書にしようかな、とか思ったんですが
あまりピンポイントにしないほうがいいかな
と気が変わりました。

読書感想文とかはこのブログじゃなくて
あっちのメインサイトの方で展開しています。
こちらにもコピペで「シリーズ 読了」と銘打って
同時記載する予定です。
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by galleryF | 2015-12-19 23:50 | お知らせ | Comments(0)

違和感

1992年にミスチルが出した歌詞と
5月にとある演歌歌手が歌っている歌手がほぼ一緒
盗作だってニュースで見たときに
コメンテーターのいがぐり頭の芸人と思しき男が発した意見に
すごく違和感を持った。

曰く、
番組が作詞家の言葉として
「わたしは60歳で、ミスチルは知らない」
と紹介したときに、その男は
「ミスチルって言っているじゃん。知っているじゃん」
と言った。その言葉に誰も突っ込まなかった。
つまり言わせっ放しだった。

違和感その1
「ミスチルは知らない」と作詞家が答えたということは
映像には出てこなかったが質問した人がいたということ。
質問した人が「今回ミスチルの歌詞にあなたの歌詞が似ていると言われてますが?」
と質問したであろうことは想像出来る。
その質問の言葉を受けて「ミスチル」という言葉を使ったんじゃないか。
芸人に対してそういう説明は誰もしなかった。

違和感その2
「わたしは60歳で」という言葉に対して
現在60歳でもミスチルが問題の歌詞を出したのは1992年とすると
2015-1992-60=-37
で、作詞家37歳のときの歌である。
ミスチルに全く興味がない一般人じゃあるまいし、
少なくとも、歌詞を生業として生きるプロが「知らない」はないだろう。
しかし、そういう引き算をして「37歳の作詞家がミスチルを知らないというのは
不自然だ」というコメントは全くなかった。

さらに他のチャンネルでもこのニュースをやっていたが
フジテレビは盗作としても作詞家が悪いのに作詞家の紹介は全くせず
あたかもこの歌手が悪いかのような切り口だった。
歌手は「寝耳に水」と言っていたが、それが本当なら気の毒なことだ。
でもネット全盛のこの時代。
頂いた歌詞がかつての歌詞に似てないか調べようと思えばいくらでも
前もって調べられるよな

そんな違和感だらけのニュースだった。

ちなみにぼくはミスチルには全く興味がないのでこの歌も知らなかった。
知らないけど、ミスチルがミスターチルドレンの略で
さくらいというひとが歌っている
というぐらいの情報は知っている。
さくらいというひとの顔は思い浮かばないけれど。

だからこういうニュースで安易に
「日本中の誰もが知っている有名なミスチル」
と言われると内心ムカッとする(⌒-⌒; )
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by galleryF | 2015-12-19 12:39 | Comments(0)

丸善へ行ってきました

澤田瞳子「京都はんなり暮らし」で丸善が復活していると書かれてあったので
行ってきました。そういやここにあった無印良品が引っ越して、
大きな工事が行われていたな。

BALと書かれたお洒落なビル地下1階と2階が丸善書店。
京都丸善が閉店して10年間、とてつもなく不便だった。
ぼくが買い続けていた図書カードはどこでも扱っていなかったため
読了した本をカードで管理することが出来なくなり、
読みっぱなし。何度読んだか、どこに感動したかわからなくなった。

大きな文房具屋が近くにないため、定形外の封筒が欲しいのに
どこへ買いに行けばいいかわからなかった。
でも、丸善が復活したのでぼくは写真を送るのに使う
定形外の封筒を買いに、いそいそと丸善へ出かけたのだった。

とてつもなくお洒落な空間、BAL。
中に入るのもこっぱずかしい^^;
丸善がある地下へ行くためには BAL の1階を突っ切って
奥にあるエスカレーターに乗るか、1階北側にあるエレベーターに
乗らねばならない。ぼくは閉鎖空間が好きではないので、
エレベーターかエスカレーターかという選択なら
迷わずエスカレーターに乗る。階段があればなおいいけど。

お洒落な空間 BAL のお洒落な店の前を通り過ぎ、
お洒落な店員さんの「いらっしゃいませ」という言葉を
脇腹がこそばゆくなりながら聞き流し、建物の奥にある
エレベーターに乗って、地下1階が文房具売り場だった。
降りてすぐ「カード」と書いてあったので
おおっ、さすが丸善。これで図書カード復活〜〜
と喜んだのもつかの間、そこはカードはカードでも
グリーティングカードだった。

仕方がないので封筒コーナーへ行く。
便箋セットがあって、おしゃれでかわいい便箋セット、お手紙セットが
ずら〜っとならんでいたがぼくが欲しい、そしてかつての丸善にはあった
無骨でシンプルな普通の封筒がな〜い。

棚のひとつひとつを見て回り。
うん、かわいい便箋があった。ていうか、そればっかりじゃん?
ようやく最後の棚におしゃれな定形外封筒に混じって
普通の白い定形外封筒がようやくあったよ。
しかしぼくが送りたい2Lの写真のサイズを書いてこなかったため、
どの封筒がジャストサイズかわからない。
そうだ、印刷用紙コーナー行って2Lサイズあったら
その袋見たら大きさがわかるじゃん、ったまい〜。
と自画自賛しながら印刷用紙コーナー行ったが
写真印刷用の紙は一枚も売っていなかった( ̄▽ ̄)

やれやれ。
丸善の文房具売り場は男一人がうろつけるかつての丸善では
なくなったアルよ。(T ^ T)
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by galleryF | 2015-12-17 22:16 | 日々のこと | Comments(0)

京都ぽたぽた歩き